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2005年の夏、主人と二人で行きました。
その頃私たち夫婦は不妊に悩んでおり、特に年齢的なものもあり、私はかなり追い詰められて精神的に不安定になっていました。そこで主人が、リフレッシュのためにどこか遠くへ旅行しようと提案してくれたのです。
せっかくなら行ったことのない国に行こう、ということになり、かねてから憧れていた東欧のチェコに決めました。
バドワイザー発祥の地、チェスケー・ブディェヨヴィツェへ
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東京からプラハへの直行便はないので、ロンドン経由でプラハへ到着しました。着いたのは夜中だったので、2日目から観光開始。
まずはプラハから急行で3時間ほどのところにある、チェスケー・ブディェヨヴィツェへ。
小さな町で、見どころはあまりないけれど、この地で有名なのは、何といってもビール!チェコは以外にもビール大国で、国民一人当たりのビールの年間消費量は世界一です。ビールが大好きな私たち夫婦がチェコを選んだのは、そこにも理由がありました。
この日は日曜日だったので、店があまり開いておらず、やっと見つけた店も昼時なのにガラガラでした。
さっそくバドワイザーの源流である、”BudVar(ブドヴァル)”と、料理をいくつか注文。ビールはとても軽くて飲みやすく、500mlのジョッキもグビグビ飲み干せます。料理も日本人の口に合い、とてもおいしかったです。
お腹いっぱい食べてビールも飲んで、二人で2000円弱!
チェコの食事代はかなり安めのようです。
世界遺産の街、クルムロフへ
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電車に1時間ほど揺られ、次の街、チェスキークルムロフへ。ここでの目的は、美しい街並みと城の観光でした。
ホームすらない小さな駅を降り立ち、30分ほど歩くと、谷の向こうにお城が現れ、その下に茶色い屋根のかわいい家が並ぶ、おとぎ話のような風景が見えてきます。石畳の道が続くので、ここへ行くときはキャスター付きのバッグではなく、リュックをお勧めします!
クルムロフ城を眺められるテラス席のお店で、またもビール三昧。世界遺産の街ということもあってか、昨日より少し値段は高めでした。
ここではチェコ名物、『クネドリーキ』にも挑戦。白くて少し硬い蒸しパンのようなもので、スープに浸して食べると美味です。
クルムロフ城の観光ツアーは、英語、フランス語など外国語のものもあるが、少し割高なので、どうせ英語もろくに理解出来ないのだから…、と、チェコ語のツアーで参加しました。
…結局、言っていることが何もわかりませんでしたが、まあ楽しめました。
魔法の街、プラハへ
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いよいよ、この旅メインのプラハへ。
首都であり、世界的に有名な観光地だけに、どこへ行っても混んでいました。ガイドブックに載っているような場所はほとんど周りましたが、『時計塔』はあまりお勧めしません。
まあよくある話ですが、有名な場所ほど行ってみてがっかり…ってことです。すごい人だかりの中、時計が動き出すのを待っていましたが、「え?これだけ?」って感じのものでした…。
でも、その他の観光スポットは、どれも本当に素敵です。どこを切り取っても絵になる街で、『魔法の街』と言われるだけのことはあります。
特に、夜のカレル橋から見るプラハ城の美しいこと!その美しい景色を見ながら飲むビールもまた最高です。
せっかくなので外から見るだけでなく、プラハ城の中も観光しました。チケットブースは長蛇の列ですが、いくつかチケットを売っている場所があるので、空いている場所を探した方がいいです。
大聖堂の美しさは必見!
旧王宮も木の重厚感などがとても素敵です。
見どころ満載のチェコ、ぜひまた訪れたい国です。
まとめ
ヨーロッパというとどうしてもフランスやイタリアなどの西欧に向かいがちですが、物価も安いし、治安も悪くない、チェコはかなりおススメだと思います。見どころ満載だし、何よりビールが安くて美味い!
旅費はそこそこかかってしまいますが、現地での食事代は観光地としてはかなり安いです。
ぜひ、この夏の旅行にいかがでしょうか?