Photo by Donald Palansky photography / https://www.flickr.com
今回の旅行は80歳の祖父が計画してくれました。
祖父は78歳で肝臓がんになり医師から余命宣告されてしまいました。抗がん剤治療をしていたのですが、諦めずに闘病生活を続けていると奇跡的に回復し手術で無事にがんを取り除くことが出来ました。
祖父は闘病中みんなに助けて貰いそのお陰で頑張れたこと、余命宣告を受けた時にもう一度ハワイに行きたいと思ったことを話してくれて親戚9人で行くことになりました。
ウミガメと一緒に泳げるタートルラグーン
Photo by natureplusstudios / https://www.flickr.com
私たちの旅行はHISで予約したのですが、そのツアーで一番楽しみにしていたのがタートルラグーンに行くことでした。タートルラグーンはオアフ島の西にありワイキキから結構離れているので高速バスで一時間程かかります。
朝早くに出発し到着してすぐに水着に着替えました。
幸いお天気にも恵まれ娘も喜んで海で泳いでいました。
ここのビーチはウミガメが現れるということで有名でしたが、泳いでいると本当に現れ近くまで来てくれて間近で見ながら一緒に泳げたことにとても興奮してしまいました。
お昼には焼きたてのハンバーグを挟んだ作りたてハンバーガーとポテトのセットを食べました。大自然の中でゆったり食べるランチはとても開放的で日常を忘れました。
ランチを食べてからはビーチボールで遊んだり、ハワイの伝統品であるレイのブレスレットの手作り体験にも挑戦しました。生花で作るブレスレットはとても可愛く娘も喜んでいました。
このビーチの良いところは人が少なく、まるでプライベートビーチの様に感じゆったりと過ごせる点です。ハワイにまた行く際には訪れたいです。
ホノルルフェスティバルの花火に感涙
Photo by Todd Christensen / https://www.flickr.com
私たちが旅行に行く日程を決めた時に優先したのがホノルルフェスティバルの開催日でした。
祖父が闘病中、一番の頑張る気力に繋がったのが曾孫である娘の存在でした。その娘にどうしてもこのフェスティバルのフィナーレで打ち上がる花火を見せたいというのが祖父の思いでした。
まず、私たちは早めに夕食を済ませホノルルフェスティバルのグランドパレードを楽しみました。各国のパフォーマーの皆さんがパフォーマンスや伝統芸を披露してくれ、日本の伝統の祭りを神輿で再現したものもありとても迫力がありました。
そしていよいよフィナーレの長岡花火が始まりました。ワイキキの海の上に打ち上がるので私たちはビーチの砂浜に腰を下ろして観賞しました。
日本の花火大会の様に混雑した中見るのとは違ってゆったりとそしてすぐ近くで見れたので迫力がありとても感動しました。気付けば娘も私も涙を流していました。
大切な家族とこの様な感動を分かち合えたこととても素敵な体験になりました。もし日程調整が可能であれば次回もホノルルフェスティバルの時に訪れたいです。
アラモアナセンターのマリポサでありがとうディナー
Photo by octopus.gallery / https://www.flickr.com
楽しかったハワイ旅行もいよいよ終わりに近付きラストディナーの際に、今回旅行を計画してくれた祖父に連れてきてくれた感謝と闘病を頑張ってくれた感謝の気持ちを伝えたいとありがとうディナーを計画しました。
お店はアラモアナセンターの「マリポサ」というところに決めました。以前妹が友達と訪れた時に利用してとても良かったということで予約してくれました。
マリポサのおすすめはとても眺めが良く、その開放的な景色を見ながらゆったりとお食事が楽しめるところです。ディナーが始まった頃はまだ時間が早く明るかったのですが、段々夕焼けでオレンジ色に変わり夜に近付き暗くなっていく様子がとても神秘的で綺麗でした。
そんな感度的な景色を見ながら従兄弟が代表して祖父に感謝の気持ちをスピーチしてくれました。
祖父も今までの思いを話してくれて今夜もみんな感動の涙を流しました。料理もおいしく景色も手伝って感動が更に高まりました。
明日日本に帰りハワイとさよならするのが名残惜しくなった一時でした。
まとめ
日常生活では様々な出来事が起こりますが、みなさん日々頑張っておられると思います。
私たち家族もそうでした。そんな中でハワイの大自然を大切な家族と共に満喫し、感動を共有出来たことで心身共にリフレッシュしまた頑張ろうという気持ちが生まれました。
時には日常から解放されることが大切だと思いました。
そんな時におすすめなのがハワイのオアフ島です。