Photo by tropicaLiving – Jessy Eykendorp / https://www.flickr.com
友人に勧められたエッセイの中にバリ島のウブドゥという村の話が出てきた。世界中から旅行者が集まり、楽しむカフェがあると。著者はウブドゥがとても気に入ってそのカフェをスタートさせる。
一人で過ごす時間の豊かさや、出会いなどなど、当時の私にはとっても素敵に思えた。そして、これを読んで是非行ってみたいと感じました。
暑い国ならではの食事
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一人旅だったので、とにかく安全に過ごすことを第一条件に行動した。
はじめはメイン通りにあるレストランやカフェで食事をとってみた。まずは王道の「ナシ・ゴレン」と「ミー・ゴレン」をオーダーしてみた。私の味覚にとっても合い、本当に美味しく頂くことができた。そこで初めてバリのチリ・ペースト「サンバル」を知った。
とてもパンチの効いたスパイスで辛さを自分の好きなレベルにできる。「ナシ・ゴレン」と「ミー・ゴレン」にももちろんかけて食べてみた。暑い国らしくチリが効いていて、汗をかきながら美味しくいただいた。
あまりに気に入ったのでスーパーマーケットで、市販されているかどうか探してみたらあったので、お土産に2本購入しました。お店ごとに「ナシ・ゴレン」と「ミー・ゴレン」の味も若干違っていて、お気に入りの味を探しても楽しい。
そして、私の心を魅了したのは、《ナシ・チャンプル》好きなおかずを選んで、ご飯の上にトッピングしてもらえる。これはなかなか楽しくて絶品です!
一日ひと仕事。そんな時間が素敵。
Photo by tropicaLiving – Jessy Eykendorp / https://www.flickr.com
バリ島はとにかく暑いので、午前中に動いたら昼からお昼寝。そんな感じのゆるい時間が流れている。
街中の休憩所?のような場所に大の大人が昼間っからお昼寝している光景をよく目にしました。滞在して1週間を過ぎてから、私の流れる時間にも変化が見られました。ある日は美術館へ行っただけ。ある日は郵便局へ行っただけ。
そんな時間の使い方は日本ではあり得なかったから自分でも驚きました。ウブドゥ在住の日本の方にそのことを話すと、笑いながら「みんなそうだから〜」と。この国はいったいどうなっているんだろう。日本と同じ時間が流れているとは到底思えないくらいゆるい。
特に男子がとてつつもなくゆるい。昼間っからカフェに出て女の子をナンパしている姿を幾度とみた。これが日常なのか。少し話ができそうな現地のひとに聞い手みました。
すると、宗教的な思考からかもね。と教えてくれた。ヒンドゥー教が多いこの島は、持っているひとが持ってない人に施す。これが当たり前らしい。本当に凄い国でした。
どこか懐かしい景色
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ウブドゥには田園がある。段々畑だ。日本と違い暑い気候だからお米も3度収穫できるらしい。とても素敵なライステラスでした。
空の青とライステラスの緑がとっても綺麗で、どこか懐かしい気持ちにさせる景色だった。横にはヤシの木が見えるのですが。景色も懐かしいけれど、もっとなつかしいもの、それは、兄弟で世話をしている姿を本当にたくさん見ることができた。
そして、どの子供たちもとってもあやすのが上手だった。昔、日本でも、おんぶ紐で妹、弟をあやしていた姿があったのだろう。
今日本ではあまり見ることがなくなった姿。とっても微笑ましくて、羨ましいと思いました。子供たちが遊んでいる姿をよく目にし、微笑ましい気持ちになり、またあやしている姿をみて、羨ましく感じた旅行でした。
ここには日本では失われた優しさがまだまだ残っているように思えました。旅行者には厳しいい点もあるけれど、ファミリーにはとても優しい国んなんだと感じました。
まとめ
今回の旅行で、海外へ一人旅をしている人がとても多いことをしりました。
また、時間は平等に刻んでいるのに、日本にいる時間とバリ島でいる時間の感じ方がまってく違っていて、豊かさとは何かを考えるきっかけになりました。とても素敵な旅行だったと思います。
そして、また一人でのんびりゆっくりした時間を感じに訪れたいと思いました。