Photo by 7Krys / https://www.flickr.com
アイルランド一周の旅を2週間かけて行いました。同行者はなく、一人旅でぶらっと楽しみました。
もともとアイルランドの歴史や文化に興味を持っており、いろいろな遺跡を巡ったりしながら、現地の人と触れ合いと思っていました。
どうしてアイルランドなの?と聞かれると、「自分と波長が合った」と答えるしかないのですが、緑の美しい素敵な国です。
エメラルドグリーンの島と遺跡
Photo by Jeffrey Keefer / https://www.flickr.com
アイルランドはエメラルドグリーンの島と形容されることの多い、緑の美しい綺麗な国です。この緑の島は約1万年以上前から人々が住み着き、各地に遺跡を残しています。
代表的なものはニューグレンジと呼ばれる円形の古墳です。ここでは夏至を理解していた建築様式となっていたり、不思議な文様が残されていたりと、謎の多い遺跡になっています。そんな先史時代の遺跡もあれば、ケルト人の遺跡も多くあります。
また、ケルト人の先住者の人々にキリスト教を伝えた伝道者の逸話もあったり、のちに入植してきたバイキングたちの遺跡もあったりと見所はたくさんです。
中には、バイキングから身を守るために、高い塔のようなものを築いているところもあったり、お城の跡地や廃墟があちらこちらにのこっています。
アイルランドの首都ダブリンには特に見所が集中していて、中世に雰囲気の漂うダブリン城や、カテドラルなどがあります。古代や中世だけでなく、アイルランド独立の歴史の要地なども必見です。
パブ・レストラン、カフェ巡り
Photo by John Gillooley / https://www.flickr.com
アイルランドの醍醐味と言えば、何と言ってもパブです。
ギネスを始めとした黒ビールのようなスタウトや、たくさんの種類のクラフトビア、またシードルのようなスッキリとしたほんのり甘いサイダーがあります。アイルランドはウイスキーの産地でもあるので、美味しいウイスキーも味わえます。
加えて生クリームの乗ったアイリッシュコーヒーもおすすめです。アイルランドのパブは結構料理も多く置いてあります。地元の人は何も食べずにスタウトだけを飲み進めていますが、せっかくなのでやっぱり美味しい食事も楽しんでみてください。
おすすめはスープやクラムチャウダーで、濃厚なスープの味に備え付けのソーダブレッドでボリューム満点です。
また、フィッシュアンドチップスなどで知られるように、チップスだけでも美味しいのでポテト好きにはたまりません。
また、西部に行くと美味しい海産物が食べられますし、カフェのケーキなどもおすすめ。料理の質はどこも高く、ハズレは少ないです。
自由な街の雰囲気のダブリンと大自然
Photo by delic.photography / https://www.flickr.com
アイルランドの首都ダブリンは、若い世代や留学生、海外からの旅行者や就業者も多く、国際的な朗らかな雰囲気のある街です。
中でもグラフトンストリートはダブリン一の繁華街で、この通りを歩いているとバスキングと呼ばれるストリートミュージシャンたちや、大道芸人の姿を見かけます。
ショッピングも楽しめる通りになっており、常にたくさんの人で賑わっています。近隣にはセントスティーブンスグリーンと呼ばれる大きな公園もあり、市民の憩いの場になっています。
アイルランドのほとんどは自然にあふれています。世界でも星が最も見えるとされるアイベラ諸島や、西部にあるアランセーターで知られるアラン諸島、北アイルランドではありますが、ジャイアンツコーズウェイの奇観など自然のアクティビティーが楽しめます。
アラン諸島では自転車を借りて、島を一周しました。見渡す限りの青い空や緑の大地、周囲には海が広がっていて、非常に清々しい瞬間でした。幸運にもイルカも見られて、とても楽しくて素敵な時間がすごせました。
まとめ
アイルランドは小さい国ながらも、活力に溢れる力強さがある国です。美味しい食べ物にフレンドリーな人々、伝統を大切にしながらも新しいものをたくさん取り入れている面白い国です。
また、手付かずの自然も残されていて、こんなに広い場所があったのかというような感動を覚えます。
まるでRPGの世界に来たような中世の街並みも素敵です。さまざまな出会いを与えてくれる国だと思います。