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以前仕事で台湾に住んでいたのですが、忙しくてなかなか国内旅行には行けませんでした。先日ちょっと時間がとれたので、念願の台湾東側、台東に行ってきました。
台湾といえばたいていの人が台北を思い浮かべると思います。確かに台北は台湾の首都ですし、有名な観光地もたくさんあります。しかし、実は台湾の東側にも多くの観光地があるのです。
いざ台東へ出発!電車の旅。
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台東は有名な観光地の1つではありますが、実は交通の便はあまりよくないのです。車があるならそれでもいいのですが、私のような旅行者にとって車はハードルが高いもの。そこでたいていの人は電車での移動になると思います。今回は台南駅から電車で3,4時間ほど揺られての移動でした。
電車の切符は券売機でも買えるのですが、ちゃんと買えるか自信のない私は素直に窓口へ…。中国語ができない人には少し恐いかもしれませんが、行きたい場所を紙に書いて見せれば適切なものをちゃんと出してくれる窓口の方が機械よりも安心できます。
台南といえば美食の町。移動時間が長いこともあり、電車に乗る前に食料を買い込むのは必須です…が、今回は電車に乗る前に朝ごはんをしっかり食べてしまったのでお弁当は買いませんでした。コーヒーと簡単なお菓子でのんびり本を読みながらの移動です。
台湾の電車で気をつけなければならないのが冷房です。外が暑いのでどの車両もガンガン冷房を効かせています。短い移動なら気持ちがいいのですが、3時間以上も乗っているとなると寒くなってしまいます。真夏でも長袖は忘れてはいけません。
自然と果物
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台東は海辺の町。海が見えるのはもちろんですが、それだけじゃありません。緑豊かな、大きな公園があるのです。公園と行っても遊具が置いてあるようなところではなく、森林の中を散歩するようなところです。たくさんの植物や大きいな池など、人間のにおいを感じさせない自然の中の公園です。
自転車で一周するもよし、ゆっくり中をあるくのもよし、きれいな写真をとることもできますよ。あいにく今回の旅行は雨でしたが…雨の中の森もまた味があって、気持ちのいいお散歩になりました。
ホテルに戻って休憩してから、今度は町中へ買い物に。台湾は果物が有名な国です。ここ台東でもたくさんの果物が売られていますが、その中でも台東で有名なのは「釈迦頭」です。日本人にはあまりなじみがありませんね。その外見はまさにお釈迦様の頭。ぼこぼこした丸い果物です。
せっかく台東に来たんだから、と思い1つ買って丸ごと食べてみました。どんな味かというと、とっても甘い!まるで砂糖でも食べているかのうような甘さです。甘すぎて苦手な台湾人もいるんだとか…。おいしかったのですが、さすがに一人で1つは多すぎました…。
知本温泉と白玉瀑布
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台湾は日本と同様、温泉が有名な国です。全国各地に有名な温泉どころがあります。台東もその1つで、知本温泉というところがあります。もともと今回の旅行では行く予定がなかったのですが、1日目が雨であまり動けなかったため「このまま帰ってたまるか!」と思い、予約もなしに温泉ホテルに飛び込んできました。
平日だったのでなんとか空き部屋を確保して、温泉を堪能してきました。台湾の温泉地では、普通のホテルでも部屋のお風呂から温泉が出るところも珍しくありません。私が泊まったところもそうでした。ゆったりとした湯船にたっぷりの温泉、これが安い値段で味わえるのは台湾ならでは!
部屋で休んだ後は買い物と食事に行きました。その辺で適当に夕飯を済ませてふと周りを見ると「白玉瀑布」の文字が。なんと歩いてすぐのところに滝があるというじゃありませんか。せっかくなので行ってみると、15分くらいのところに大きな滝が!このあたりのことは何も調べずに勢いで知本まで来てしまったので、これは嬉しい誤算でした。
日が暮れるまで写真を撮ってから、お土産を買ってホテルへ帰りました。部屋でまた温泉に入ってお酒を飲んで、また温泉。幸せです。
まとめ
終わってみて思ったのは、やはり2泊3日は短すぎる!台東はいいところですが、見るべきところが多くてとても回りきれませんでした。今回は台東市内と知本温泉の2箇所しか行けませんでしたが、あと二日ぐらいは欲しかったです。
とはいえ、自然はきれいだし温泉は気持ちいいし、いい経験ができました。特に温泉と滝はおすすめです!台北の影に隠れて目立たない東側、みなさんも是非行ってみてください。