「世界の車窓から」に憧れてヨーロッパ周遊列車の旅へ


Photo by Josefine Stenudd / https://www.flickr.com

私と友人が初のヨーロッパ旅行をしたのはもうふた昔も前の事になります。当時はインターネットで簡単に検索できる時代ではなかったし、ヨーロッパに行った事がある友人もいなかったので旅行情報誌を握りしめてのドキドキ旅行でした。

世界の車窓からばりに優雅に列車で旅をしようと購入したのが一か月乗り放題のユーレイルパスでした。

ユーレイルパスとトーマスクック時刻表を持って、さあ出発!


Photo by Anne Mocarski / https://www.flickr.com

当時友人は大手旅行会社に勤めていて、カウンター業務をしていました。旅のプランニングなら任せてと言うので大まかな予定は一緒に決めたものの列車関係の詳細は彼女にお任せで、私は観光や大好きな食べ歩き担当という事で一応の役割分担をしていました。

私たちの旅のスタート地点はパリ。パリで一週間ほどおのぼりさん観光をした後に二か国目のスイスに向けて出発となりました。

時刻表でお目当ての列車を見つけてチケットを窓口で購入するのですが、窓口のおばさんはフランス語オンリー、英語で要望を書いた物を見せても全く通じません。周りにいた人に助けて貰ってやっとこさチケットを購入する事が出来た時は、この先の長旅に不安を覚えたものです。

初めて列車に乗り込んだ時の興奮は今でも忘れられないのですが、コンパートメントタイプの向かい合わせの席でこれからの旅の無事を願って小さなボトルワインで乾杯をしました。パリから出て15分も走ればすぐに田園風景が広がり、飽きる事無く車窓を二人で眺めていました。

 

動くホテル、寝台列車の旅


Photo by Ashley Regan / https://www.flickr.com

私達の旅は現地での観光と食べ歩きに力を入れようと思っていたので、泊まるのはユースホステルや安宿にして節約する事にしていました。時間と宿泊費用を一番節約できるのは夜行列車、つまり寝台列車に乗る事です。まだ若くて体力があったのでそんな事を考えていましたが、今なら絶対にできない二日連続夜行列車なんていう無茶な日程の日もありました。

購入したユーレイルパスは二等車しか利用できないタイプだったので、寝台列車の場合はほとんどがコンパートメントに三段が二つというタイプでした。女性二人の場合は上段を二つ予約した方がいいよ、と旅行好きの方にアドバイスして貰っていたので、極力そのベッドをとるようにしていました。

忘れられないのは、スペインへの寝台列車で、イースターの旅行シーズンだったので列車は満席続きでした。コンパートメントに入ってみると何と私たち以外の4人は全員おじさん。気のよさそうなスペインのおじさん達だったので、怖いとは思いませんでしたが、夜中にいびきの合唱が始まったので一睡もできず通路で友人とうんざりしていたのを思い出します。

 

列車の中での食事あれこれ


Photo by Photography by Bytegirl / https://www.flickr.com

私達が楽しみにしていたのが列車の中での食事でした。食堂車が連結されている列車をできるだけ選んで行ってみたのですが、オリエンタル急行でもあるまいし、普通の列車の食堂車はあくまでも普通の食堂車で、高くて味はイマイチというのが定番でした。

それでも雰囲気を味わいたくて、その国のワインやビールを片手に車窓を眺めて次のルートを考えたりするのは楽しい時間でした。結局落ち着いたのは、列車に乗る前に駅の周辺に必ずあるスーパーやお総菜屋さんで買い込んで自分の席で食事をするという事でした。

ヨーロッパでは果物が安くて美味しいので色んな種類を買い込んで、時には同室の方に分けたりして食べたのも楽しい思い出です。コーヒー中毒気味の私は、車内販売が来たら必ず頼んでいましたが、あまり美味しいコーヒーには出会えませんでした。

一番楽しかったのはスペインでの長距離列車のビュッフェで、ワインを頼んで飲んでいたら地元の若者たちと仲良くなり、彼女たちが持ち込んでいた美味しい生ハムやオリーブを分けて貰いさながらスペインバルのようになった事です。

彼女達とはバルセロナの街でも一緒に食事に行ったりと、楽しい交流が続きました。

 

まとめ

初めてのヨーロッパで見るもの聞くもの全て新鮮で感動の日々でした。その移動手段を列車にしたのは大正解で、飛行機では味わえない移り行く景色は忘れられない思い出になりました。

その時の友人も私も専業主婦となり気軽に海外旅行をできるわけではないですが、子育てが終わったら絶対にあの頃の気分に戻って短期間でもいいからヨーロッパで列車に乗りたいね、と話しています。

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