Photo by Cory McGuckin {Freelance Photographer} / https://www.flickr.com
従妹がドイツに交換留学していた時なのですが私も大学生でバイトでお金が少しあったのと夏休みでどこか行きたかったんです。
その従妹の強い勧めでドイツから鉄道でオーストリアのウィーンへ行きました。音楽の都と呼ばれるだけあって有名な音楽家をたくさん生み出しているウィーンです。
私はもともとお城巡りが好きで色々回っていたのでウィーンでもお城をみたりザッハトルテを食べたりしたくて二人でウィーンへ向かいました。
何を食べても美味しい街
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ウィーンの第一印象はとにかく綺麗!その一言につきます。ヨーロッパの古い町並みなどはたまに古いだけで手入れがままならず汚い所なども多々あるのですが、ウィーンは違います。ゴミなんて落ちていませんし街の人も民意が高いと言いますかさすが貴族の国です。
着いてそうそう空腹で倒れそうだった私たちはカフェに入りました。カフェ文化はウィーンが始まりです。そこら中にカフェがあってそれに食事ができます。
ウィンナーコーヒーと言われる物とウィーンカツを頼みました。まずウィンナーコーヒーなのですが冷たいアイスコーヒーの中にバニラアイスが入っていてその上に甘くないホイップクリームが乗っています。全体としてはそんなに甘くないです。どちらかと言ったらコーヒーフロートの様なものです。
ウィーン風子牛のカツは薄く延ばしてあって最初はびっくりする大きさなのですが薄いので以外と食べられます。両方ともびっくりするぐらい美味しかったです。お隣のドイツは食事があまりよくなかったのでウィーンの食事のレベルの高さに驚かされました。
モーツアルトは国民的英雄
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食事をしてから市街地を散歩してみることにしました。美術館や歴史的町並み、美しい建物がコンパクトにまとまっていてトラムや地下鉄もわかりやすくて次の日の予定が立て安いね~なんて従妹と話ながら歩きました。
そこで気づいたのですがモーツアルトの格好をしてかつらまでかぶった人たちがそこら中にいるのです。何かと思って見ているとオペラ座でのクラシックショーのチケットを売る売り子の人たちでした。
そういえば私達が入ったカフェもモーツアルトと言う名前でした。モーツアルトケーキというケーキまであって人気みたいでした。街の土産物やを除けばモーツアルトの絵が着いたチョコレートが沢山ならんでいましたし、もうとにかくモーツアルトグッズだらけです。
ふらふら歩いているうちにモーツアルトの像へたどり着きました。写真を撮るために行列です。
もうここまでモーツアルトだと笑ってしまいます。でも究極はレストランや美術館のトイレに入るとクラシック音楽が流れているのですがよく聞いてみるとどこもモーツアルトなんです!
同じドイツ語圏なのにぜんぜん違う
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従妹からもドイツ人の気質について話は聞いていましたし、自分もドイツに行ってみてなんとなくドイツ人の印象みたいなものはあったのですがオーストリアはドイツ語圏なのでどんな感じなのかなと気になっていました。
行ってみてびっくりしたのですが同じドイツ語でも音が違うのです。従妹によると訛りというかアクセントみたいなものがあってドイツのドイツ語とは少し違うようです。
それだけでなくみんなとってもフレンドリーで陽気です。ニコニコして気持ちよく話しかけてくれる人が多いです。それにみんな英語が上手でした。私がドイツ語はわからないと言うと英語で話してくれました。
ドイツ人はみんな悪い人ではないのですが打ち解けるまでに時間がかかるという印象でした。スーパーなどではぶっきらぼうな人もいました。
オーストリア人はどちらかというとイタリア人のイメージとドイツ人のイメージを足して2で割ったような性格の人が多かったです。きっとこの国は国民の満足度が高いんだろうなと思いました。
まとめ
ウィーンのあるオーストリアは小さな国で周りのドイツやフランスなどから比べると観光で行くのは忘れられがちかも知れません。
でももし近くまで行くことがあったら絶対お勧めです。小さな国の中に感動が詰まっています。歴史も文化も食べ物も人もレベルが高いです。
こんなところがあったんだ!って思ってもらえると思います。