Photo by Adam Pflum Photography / https://www.flickr.com
オーストラリアにワーキングホリデーに行った時に、ここから行ける南国に行ってみようと思い行き先を探していました。
そんな時に、トンガを知りました。日付け変更線のところに位置しているので、世界で1番早く1日が始まる場所です。
南国で美しい島々で成り立っているトンガに興味がわき、どんなところなのか訪れてみてみたいと思いました。
とても大きくて、優しい現地人
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まず、空港に到着して驚いたことは、トンガ人は大きいということです。
男性も大きいですが、女性の大きさにびっくりしました。近寄り難いかなと思いきや、ハローと挨拶をしてくれて、とても愛嬌があり親切です。
この国では、太った女性の方がモテるそうです。なので、みなさん好んで太っているみたいです。かなりの体格なので、飛行機に乗る前には体重計があり計測します。太っている人がかたよると、飛行機が傾くからだそうです、すごいですね。
宿に泊まると、スタッフ の人が市場や近くのビーチに案内してくれます。レストランなどもほとんどないので、宿には朝食と夕食が付いています。もちろんコンビニなどなく、市場が開いているうちに買い物しないとダメですね。
主食はタロイモやブレットフルーツと言って芋みたいな果物です。そして、ココナッツミルクがどんな料理にも使われて、カレーやお魚料理がメインになります。食パンも毎朝ベーカリーで焼いていて、朝みなさん行列を作って買っています。それを1日に食べるようです。
綺麗な島々
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トンガは大きく4つの島にわかれています。
それぞれの島は、雰囲気が違います。国際空港があるヌクアロファはいわゆる都会です。ここからの海は青っぽく荒々しい感じがする海です。外洋の波が岩肌にぶつかり、白波が立つような光景が見えます。
次の島、ハアパイ島は青くて白い砂浜が続く天国のような島です。
波もほとんどなくて、非常に穏やかです。プールのように澄んだコバルトブルーの海が続き圧巻です。クジラも普通に泳いでいて、浜辺から見えます。潮を吹いている姿が見えるのでそれだけ透明度がすごいということですね。熱帯魚は浅瀬でもみれます。
そして次はババウ島です。ここはエメラルドグリーンの海です。
しまが入り組んでいるので、濃いブルーやエメラルド、色んな色に変わり美しいです。ヨットの聖地で世界中のセイラーがここから航海を始めるポイントです。気軽にセイリング体験ができます。
とにかく、トンガの海は素晴らしく美しいです。南太平洋で1番美しいのではないかと思います。
色んな出会いがあります
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トンガには日本人の観光客はほとんどいません。
1ヶ月ほどいましたが、出会ったのは青年海外協力隊の方々と真珠を養殖している職人の方々です。アメリカ人やヨーロッパの人がバカンスやセイリングで来ているひとが多いですね。
日本人には知られていない、穴場的シュノーケリング天国といった国でしょうかね。街を歩いていると、日本人同士すぐに友達になります。なので、現地の情報や観光に連れて行ってあげるよとなります。
トンガ人が行く教会のミサに参加したうえ、地元の学校やお祭りのダンスコンテストなどにも参加できたり、真珠養殖の場所でどのように育てているか教えてもらったり、美味しいご飯屋さんに連れて行ってもらったりしました。
また、船で生活している家族に出会いどんな生活を船の上でしているのかを教えてもらったりしました。世界にはこんな生活を送っている人がいるんだ、普段自分たちが置かれている環境で悩んでいることなんかちっぽけなことだなと思います。
人生の送り方について色々学ばせてもらチャンスがたくさんある場所です。
まとめ
未知の国であるトンガは驚きと感動がてんこ盛りの国です。海は素晴らしくきれいで、人も温かい。ここを訪れる人々からも交流を通してたくさんのことを学べます。
まだまだ開発途上の国ですが、日本にはない、大自然、人々の自由な時間の使い方、それを味わうだけでもリラックスできますよ。
ぜひ、若いうちにこの国を訪れて何か大切なものも見つけてほしいと思います。