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私の友人のご主人は農水省のお役人で、政府機関の仕事のためパリに3年間勤務する事になり、そんな機会滅多にないし、友人からのお誘いもかなりあり、折角だからと家族4人で行く事にしました。
初めての海外旅行が日本とは時差が12時間もある遥か彼方のパリになり、私としては決死の覚悟での旅行となりました。
夏休みでしたので、友人やご主人に色々案内をしてもらう事が出来ました。
宿泊先はホテルではなくウィークリーマンション
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家族4人なのでホテルに泊まるとかなりの金額きなるため、ウィークリーマンションを借りる事になりました。そこは画家がパリに滞在中する時によく利用すると友人が言っていました。
部屋はふた部屋。ダブルベットの寝室とリビングになっている部屋に簡易ベッドがあり、壁の中に折りたたみベッドが入っていて、引っ張りだすと2人寝られるベッドになり、そこに子供達が寝ました。
築100年の古い建物で、螺旋階段があり、無理矢理作った感じのエレベーター。部屋には暖炉もありました。暖炉は今は使えません。飾り物です。
キッチンも勿論あるので、朝は作って食べました。バケットを近所のパン屋さんまで買いに行き、パリに住んでいるような感じで、子供達も楽しそうでした。
このマンションのマダムは50歳を越えているとは思いますが、素敵な人でした。毎日、朝に晩に着替えをしていました。でも、ここに泊まって本当に良かったと思いました。こんな経験は中々できません。
パリ市内での観光
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美術館はルーブル美術館、オルセー美術館、オランジュリー美術館。
ルーブル美術館では、忘れられない事が起きました。美術館に入る前に、ご主人が日本食の食材を売っているお店でお米を買いました。それが引っかかってしまったのでした。リュックの中を見せてと言われ、係員が「食べ物は持ち込めないから入れないよ」と。
食べ物と言ってもお米です。そのまま食べられないのに。
その日はルーブル美術館は諦めました。
仕切り直しで次の日、ルーブル美術館へ。
ルーブル美術館は中が広くて迷いました。ミロのヴィーナスを見たいと思っても、テサロニケのニケの場所まで行ってしまったり。
オルセー美術館はルーブル美術館とまた違う色合いで、ゴッホやルノアールなどの有名なな画家の作品が沢山展示してあります。
オランジュリー美術館は有名なモネの睡蓮の絵があり、これにも感動しました。
後はノートルダム寺院、凱旋門、エッフェル塔。そして買物。毎日毎日、あちこち歩き回りました。
お昼は必ずと言っていいほどサンドイッチジャンボンとハイネケンビール。
ワイン専門店へ行きお土産ワインを数本買いましたが、シャトーラフィットが日本に比べ安いのに驚き1本購入しました。
ベルサイユ宮殿とベルギーのブルージュへ
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ベルサイユ宮殿は何と言ってもマリーアントワネット。フランス王室の栄華を象徴するのうな宮殿。庭もとても綺麗でした。
ベルサイユ宮殿にはトイレがなかった話を私はそこで初めて知りました。みなさん、お庭で用を済まされていたそうですよ。
今は勿論トイレを作ってあります。観光客用に。
友人から「マリーアントワネットがパンがなければお菓子を食べればいい、と言ったお菓子とはブリオッシュの事なのよね。」と聞いて、ブリオッシュってどんなお菓子だったかしらと分からないのに聞けず仕舞いでした。
また他の日に日本で言うとはとバスのような日帰り観光バスに乗り、隣国ベルギーのブルージュへ。
ベルギーのブルージュは水の都で、街の中を船に乗り美しい街並みを巡りました。日本にはない風景です。その船もゴンドラのような船でした。
ベルギーと言えばビール。変わったビールを飲みました。イチゴとか…あまり美味しいとは言えませんが、旅の思い出に飲んでみたのでした。
でも、ランチで食べたムール貝は忘れられません。バケツいっぱいに小ぶりなムール貝がたーくさん。味付けはセロリとブイヨンスープのみ。これが美味しいのなんのって!ステーキも安くて絶品でした。
まとめ
パリに10日間滞在し、朝は市場へ行って買い物をしたり、スーパーへ行ったり。パリの人達の暮らしを垣間見ました。
3つ星レストランへも、星なしレストランへも行きました。私が行った時は平和なパリでしたけど、この地震がないため建築物も古くて、街は本当に美しい。
また機会があったら行ってみたいと思わずにはいられない所です。