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真っ白の壁に青いドーム屋根の教会、断崖絶壁にある街並み、そして、青い空に青い海。そんなイメージのギリシャのサントリーニ島へ、随分前ですが、主人と二人で訪れました。
冬はオフシーズンらしく、ホテルもお店も閉店しているところが多い、と聞き、シーズンが明けてからの5月に訪れました。サントリーニ島全体の雰囲気が眩しく感じました。
喉が渇いたらビールで乾杯!の日々でした
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5月と言えば日本はとても過ごしやすい時期ですが、ギリシャはめちゃめちゃ暑かったです。日差しも強く、白い壁が恨めしく思えるくらいに照り返しも強く、とにかく眩しいのです。地面からの照り返しもあり、ジリジリと焼かれるようでした。
ですから、ちょっとお散歩しては眺めの良さそうなレストランなどに入り、の繰り返しで、ビール「Mythos」で喉を潤していました(笑)。このビールがさっぱりと飲みやすく、エーゲ海の景色も最高!とあり、随分と美味しくいただきました。
イアの街の真下にある小さな港にあったレストランからはシーフードの美味しそうな香りが漂っていました。ふらふら~と吸い寄せられ、なんとも地味ですがイカ焼きを注文です。塩味にレモン汁だけ、という素朴な味付けですが、とっても美味しかったです。
他のこってりしたお料理よりも口に合い、とても良かったです。もちろんビールと一緒にいただきました。その後、ワインもいただきましたけれど(笑)。
サントリーニ一番の繁華街フィラの街
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フィラの街のホテルに滞在しました。断崖絶壁の上に街がありますので、ホテルも崖の途中にあります。レセプションは一番上になっており、お部屋へは外の階段を下りて行きました。
階段の上り下りが少し大変でしたが、お部屋の前に邪魔になるものがありませんので、そこからの景色は最高でした。お部屋のテラスでワインを飲みながら夕日を見たり、のんびりと過ごしました。そこに猫が現れたりして、飽きない景色でした。
フィラの街のお散歩は階段や坂道を上り下りしながらですので、レストランなどで休憩しながら、ゆっくりと街を楽しみました。迷路の中を歩いているような気にもなり、なかなか面白かったです。
4輪のATV(バギー)をレンタルし、それに乗って隣の町へ行ってみたり、東側の海岸の方へも足を延ばしてみたりしました。断崖絶壁にあり、その素晴らしい景色が売りとなっているフィラやイアの街と違い、東側はとても静かで穏やかな雰囲気でした。
オリーブの木などもあり、街中の喧騒から離れて過ごしたい方にはとても良い場所だと思いました。教会の壁もピンク色だったり黄緑色だったりと、とても可愛らしいものが多く、とてものんびりした雰囲気でした。
夕日と教会の景色が素敵なイアの街
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サントリーニ島の夕日といえば、イアの街が有名です。サントリーニ島の北西の断崖絶壁にあるイアの街。そこから見る夕日が最高にきれいなのだそうです。なるほど、ものすごく大勢の観光客がイアに集まっていました。
レストランのテラス席に座ってお酒を飲みながらのんびりと過ごす人々、街中の思い思いの場所で日が沈むのを待つ人々、とにかく大勢の方が夕日を見ようと、訪れていました。私たちが訪れた日は、残念ながらもやもやしており、きれいな夕日を見ることができませんでした。
でも前日にフィラのホテルからは真っ赤な夕日が見れましたし、まあ、そんなこともあるものです。
イアには、よく絵葉書にもなっている青いドームの教会がたくさんありました。上から見ると、青いドームに青い海、という景色になり、「これぞサントリーニ!」という写真を撮ることができました。
サントリーニ全体で見ることができる教会なのですが、イアの街で撮ると、素人の私でもきれいな写真を撮ることができて、とても嬉しかったです。断崖絶壁の街に溶け込むようにある教会までは、迷路のような狭い道を進まねばならず、たどり着けたときには感動もひとしおでした。
まとめ
サントリーニ島には、まるで絵葉書の中に入ってしまったかのような、本当にそんな景色が目の前に広がっていました。言葉にならないくらい、うわ~っと感動し、しばらく無言でした。この素敵な景色を見ることができただけでも訪れて良かったと思いました。
ビールもワインも美味しく、景色を見ながら、のんびりと過ごしていましたが、とても優雅なひとときでした。またあの景色を見に、訪れてみたいと思います。