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夫婦で1週間程度の休暇を取り海外旅行をするのが毎年のイベントです。
元々ギャンブルは嫌いではなく、訪れた国にカジノがあれば遊びますが、あくまでサブイベントでありカジノ目的で海外旅行をしたことはありません。
しかし最近は、マカオがカジノ売上で世界最大に浮上というニュースをみて、日本から約5時間という近距離に一攫千金が狙える国があることに魅力を感じ、4泊5日のマカオ旅行を計画しました。
飛行機の窓から見えるのはリトル歌舞伎町?
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マカオへの生き方は香港経由で行くパターンもあり両地点の距離が離れていないことから2つの国で遊ぶことも可能ですが、今回はマカオ航空を利用し成田空港から直行便で向かいました。
あまりフライトの選択肢がないのがデメリットですが、7月上旬出発の2週間前でも往復航空券が取れ、当日も大型飛行機ではないにも関わらず空席が見えたので時期によってはあまり混まない路線なのかもしれません。
夕方に成田空港を出発し、20時半ごろにマカオ空港へつきます。もちろん夜なのでフライト中は真っ暗ですが、着陸まで10分のアナウンスとともに下降し続けるとはるか向こうに煌々と輝く何かが見えます。
そうです、マカオの街並みです。
肉眼で車の動きがわかるくらい下がるとギラギラしたネオンやライトアップされた奇抜な形の高層ホテル、まるで小さな歌舞伎町のような雰囲気が漂っています。
マカオは陸続きになっている島国ですが空港が街から近いため着陸するときはちょっとした夜景を楽しむことができます。帰国日は午前中に出発してまうことが多いため、ぜひ夜に現地着の際は窓際の席を希望してみてください。
どこもかしこもカジノ・・・
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私達はコタイン地区にあるヴェネチアンホテルに宿泊しました。ショッピングモールも隣接し巨大な街のような施設ですが、カジノが目的のためしばし素通りです。
ちなみに、このホテルのカジノはマカオ最大と言われるのもうなづけるほど大きくて、広くて人の出入りも大変多いです。
バカラゲームがメインとのことですが私達はサイコロを3つふってその合計数が10以下なら小、それより多ければ大を予想する「大小」と呼ばれるボードで遊びました。
最初はほかのゲストが遊んでいる所を見ながらルールを再確認し、いざ挑戦!
大小を予測するので、そこまで細かなルールを把握していなくても勝負がわかるのが楽しく微々たるものですが手持ち金も増やしてほかのカジノへ移りました。
マカオでは外資系企業の参入によりホテル建設ラッシュなのですが、どこのカジノも様々な特徴があり同じゲームでも感じる雰囲気が全く異なるため1か所に留まるのはもったいないと思います。
観光客が多く賑やかなカジノ、地元民が多いカジノ、規模が小さい故にまったりモードのカジノ、旅行誌を見なくても適当にその辺のホテルに入ればカジノで遊ぶことができるのがマカオです。
ポルトガル+中国=マカオ
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過去にポルトガルの統治を受けていた為、ホテルが立ち並ぶエリアから少し離れると教会や映画に出てくるような噴水広場等、西洋溢れる景色に一変します。
夜までギラギラした熱気があふれたホテルエリアと、コーヒーでも飲みながら静かに読書したくなるような世界遺産エリアとのギャップもマカオの魅力だと思います。
数ある世界遺産の中でお勧めは聖ポール天主堂であり、マカオの観光地で訪れるべきスポットに必ず入っています。近くでみると古めかしく教会ならではの重々しい雰囲気に圧倒されますが、忘れずに天主堂の裏側も見てくださいね。
実は火事でほとんどが消失してしまい、その迫力は表面の壁だけになっていてさらにはその壁の薄さにも驚きですよ。
西洋の影響は建築だけでなくグルメにも表れておりポルトガルからマカオにたどり着くまで変化を遂げてきたアジア風ポルトガル料理を食べることができます。
本場とは異なってココナッツミルク等が入っていることもあり別名マカオ料理といわれることもあるみたいですが、魚介類をにんにくやオリーブオイルで味付けする等、基本的な部分は変わりない上に癖がないので万人うけするメニューが多く食べやすいと思います。
まとめ
小さな国にも関わらず魅力がギュッとつまっているので4泊では物足りなく感じました。
最低限の観光スポットは抑えることができましたが、まだまだ発掘しがいがあり、リピートすればするほど新しい東洋と西洋の融合が発見できると思います。
今回の旅行は一攫千金するつもりで訪れましたが、結局はマイナスになっての帰国だったのでその分は次回どこかのカジノで挽回!
少しでも夢をみさせてくれるマカオ、男女問わずお勧めです。