Photo by Cantankero / https://www.flickr.com
友人と一緒に、アンコールワットに行きたいという話になり、それならば周りの遺跡も観光したいということになり、タイとカンボジアの遺跡を回ることにした。
タイには日本人にもゆかりのある遺跡もあり、カンボジアでは未だに貧困の村も多くあり、隣り合った国だけど、タイからカンボジアに入国したとたんに全然違う姿を見る事ができた。
活気にあふれる微笑みの国
Photo by POPUMON TiH / https://www.flickr.com
タイは微笑みの国と言われているが、現在のバンコクはとても活気にあふれた街だった。
想像以上に都会で、想像以上に交通量が多く驚いた。バンコクの中心地では、夕方の帰宅時のラッシュはクラクションの音と、まったく進むことのないとんでもない数の車と、それを横目に歩く人々たちをめにすることができるだろう。
活気にあふれているのは交通量だけでなく、商店でも同じだった。
アジアでの買い物の楽しみの一つは、お店の人との根切交渉だとよく聞くが、タイでも例外ではなくお土産を買う時は毎回お店のおばさんとの勝負を繰り広げることになる。
毎回、絶対に負けられない戦いがそこにはあるとばかりに気合を入れておばさんとの根切交渉を繰り広げていたのは今となっていは良い思い出のひとつ。
結局、安く買えたのかどうかはよくわからなくても、そういった現地でのやり取りがあとあとになっても良い思い出として覚えていたりするものである。
なので、お土産を買う際には、デパートや空港だけでなくぜひ街中の商店でおばさんとの一戦をくりひろげることをおすすめする。
未だにポルポトの歴史は忘れられない
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カンボジアは、アンコールワットで有名だがそれと同時にポルポト政権による悲しい歴史も有名な国である。
私たちは、アンコールワットだけではなく、ポルポト時代の収容所として使われていた博物館、トゥール・スレン虐殺博物館にも行くことにした。気軽な気持ちで行く場所ではないが、この場所で現実に起こった悲劇なのだということを知るためにもぜひとも訪れてみる価値のある場所だと思う。
その際には、事前にある程度勉強をしていった方がいいと思う。そこにはたくさんの胸を締め付けられるような写真があるが、何も知らずに行っても感じる事はあると思うが、ある程度勉強していくとまた感じ方が違うのではないかと思う。
歴史を知れば知るほど辛い過去だということに胸が痛くなってしまうだろうが、このような歴史を繰り返さないためにもここを訪れてみんながそれぞれ考えなければならないのではないかなとあらためて思った。
そして、現在ではトゥール・スレン博物館は観光地の一つとなっているので、観光客もそれなりにいたので、観光でカンボジアに行く際にはぜひ訪れてほしい場所のひとつだ。
どの水が犯人だ・・・!?
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旅に出る前に、タイとカンボジアに行くと伝えたところ何人かの人に口をそろえて「水には気をつけろ」という忠告を受けた。タイやカンボジアを訪れたことのある彼らの何人かはとんでもない腹痛を起こしたということだった。
たしかに、ガイドブックなどを読んでみても水はミネラルウォーターを買うことを勧めていたのでミネラルウォーターを買って飲むことにしていた。しかし、友人らの忠告はそれだにとどまらず、レストランでも気をつけろとのこと。
たしかに、盲点だったが、レストランも信用してはいけない。日本と違い、お店に入った時にお水が出てくるようなサービスはなかったが、飲み物を頼むと氷入りのグラスで飲み物が運ばれてくる。
ここで大切なのが氷をすぐにコップから出すか初めから氷なしで頼むこと。私は友人の忠告を受け、水には気を付けていたのだが・・・、なんと帰国直前にやられてしまった。急な吐き気と酷い腹痛。。
今思い出しても帰りの飛行機は本当に地獄だった。トイレにこもるにも、トイレまで行くことがまず一苦労。機内は匂いがこもるので、機内食の時間は拷問中の拷問。未だに、水に当たったのかすらわからないがとにかく辛い経験になった。
まとめ
タイとカンボジア、どちらもまだまだ発展途上の国であり日本の感覚とは違うことが多いですが、日本では見られない風景や人々の暮らしの様子を見る事ができてとても満足な旅となった。
牛や犬がご飯を食べている真横を歩いているなんていう経験もすることができ、これも日本ではなかなか出来ない経験だと良い思い出になった。