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中国雲南省、ベトナム、ミャンマー、タイ、カンボジア、ラオスと陸路で東南アジアを一人で旅をしました。
目的地は特に決めず、うろうろしていました。ラオスに入った時、インターネットでラオスのことを調べていたら、ルアンパバーンという世界遺産の町があることを知りました。
ラオスではこれと言って行きたい場所は特になかったので、興味本位で行ってみることにしました。
ルアンパバーンについて
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あなたは、ラオスと聞いて、何を思い浮かべますか?
多分、全然イメージが湧かないと思います。私もラオスに行く前はそうでした。
例えば、同じ東南アジアのカンボジアなら、「アンコールワット」と答える人は多いと思いますが、ラオスにはそういう世界的に有名な国を代表する物がありません。
そう思っていたのですが、ラオスにもアンコールワットのように、有名な物がありました。それが、ルアンパバーンです。まずは、ルアンパバーンについて、簡単に説明しますね。
ルアンパバーンはラオスの北部に位置します。ルアンパバーンへは空路と陸路の2つの方法があります。飛行機はビエンチャン、バンコク、チェンマイ、ハノイとシェムリアップから出ています。陸路の場合はバスです。
私はバスで行きましたが、時間もかかりますし、ラオスの道はデコボコで山道は曲がりくねっていて車酔いをしやすいので、飛行機で行くのが良いと思います。町は小さい町で、歩いて回れます。
この町はなんと、町が丸ごと世界遺産に登録されています!
世界遺産の町
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ルアンパバーンは町が丸ごと世界遺産として登録されています。ルアンパバーンは古くから栄えた町で、日本で言うと京都のような町です。仏教が盛んで、町には寺院がたくさんあります。
有名な寺院にワット・シェントーン、ワット・マイ・スワナプーマハムがあります。ワット・シェントーンはルアンパバーンの寺院の中で、一番美しく、荘厳である寺院と言われています。ワット・マイ・スワナプーマハムは華麗な装飾の寺院です。
ルアンパバーンの有名なスポットとして、寺院の他にプーシーの丘があります。この丘から美しいルアンパバーンの町を見渡すことができます。特に夕方の光景が綺麗です。
寺院も有名ですが、更に有名なのは托鉢です。毎朝早くから、各寺院の僧侶が並んで、町中を回ります。すごい数の僧侶がいるので、圧巻です。
また、夜にはナイトマーケットが開かれ、屋台ではラオスの料理やサンドイッチなどが食べれます。安くて美味しいです。ルアンパバーンは小さく、寺院は町中にあるので、歩きからレンタサイクルで回れます。
象にも乗れる
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ルアンパバーンは寺院の町と言いましたが、寺院だけではありません。
ラオスは手つかずの自然が豊富な国です。ルアンパバーンも例外ではありません。郊外にはたくさんの自然があり、郊外探索ツアーがたくさんあります。
郊外でお勧めなのが、クアンシー滝です。小さい滝ですが、エメラルドグリーンの綺麗な水で、観光客に人気があります。
普通、東南アジアの観光客というと、日本人や中国人が多いのですが、ルアンパバーンはヨーロッパ人が多いです。そういう面でも、ルアンパバーンは他の東南アジアの観光地と違った雰囲気があります。
他にお勧めなのが、象の調教ツアーです。象に餌をあげたり、乗ったりします。象は大きいので、乗ってみるとかなり高く、また意外と乗り心地が悪くしっかりと足で捕まっていないと落ちるので、結構疲れます。日本では体験できないので、動物好きの人やいつもと違う体験を味わいたい人にはお勧めです。
また、ウイスキー村というウイスキーの有名な村も郊外にありますので、ウイスキー好きも楽しめます。
まとめ
ルアンパバーンは静かで落ち着いた町です。町が丸ごと世界遺産で、世界遺産(寺院)巡りを楽しむことができます。
また、自然が豊富な町で、郊外ツアーに参加すれば、アクティブな活動もできます。観光客の多い有名な東南アジアの観光地と違い、ゆっくりとくつろげ、癒されます。
ゆっくりした旅が楽しみたいというなら、お勧めの町です。