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27年間の人生で、海外旅行は小学生の頃のハワイ1度だけ。が、タイ人の女性と結婚し、バンコクに住んでいる人と友だち(Hさん、とします)になったこともあって、昔から行きたいと思っていた東南アジアが、がぜん身近なものになりました。
「ガイドするし、よかったらおいでよ」と誘ってもらったこともあり、シルバーウィークにタイ旅行を決行!共通の友だち含め、計7人で隊へと飛び立ちました。
とにかく雑多だが楽しいカオサン!
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ほかの友だちは早く現地入りしていたため、私はひとりで入国。
スワンナプーム空港に着くと、まず日本とはまったく違う暑さに驚き。そして地下鉄とタクシーを駆使して、Hさん含むみんなとカオサン通りで合流しました。とにもかくにもメシだ!とそのへんの屋台に入り、焼き飯に焼き鳥、炒め物等とともにシンハービールで乾杯。
日本で飲んだ時は特に印象に残らなかったものの、現地で飲むと気候のせいか、一味違うように感じました。食事も少し心配していましたが、特に辛さもなく、かつパクチーも入っておらず。安心して食べられました。
それにしてもカオサン、うるさい(笑)!
とにかく人が多いので会話も一苦労だし、車は通るわ自転車は通るわ、どこからか大音量で音楽が流れてくるわ…会話も一苦労。ですが知らない言葉が飛び交う中で食べる現地の食事が、やたらとおいしいのです。
日本との時差も大きくないので、長旅の疲れ以外には特にきついこともなく、たらふく食べた後はHさんの家に泊めてもらい、ぐっすり眠れました。
タイのアメ横?ウィークエンドマーケットへ
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二日目は、予約していたホテルにチェックイン。着替えて軽くシャワーを浴びたら、Hさんの案内で電車でチャトゥチャック区へ。毎週末に開催されているウィークエンド・マーケットに行くためです。
いざ着いてみると、これがカオサン以上の人、人、人!マーケットの敷地面積は1.13 km²で、そこに15000ものお店が並んでいるのだとか。なんというか、年末年始シーズンの上野のアメ横を、さらに濃くしたような感じ…と言ったらわかりやすいでしょうか。
なんとなくお店のジャンルが区分けされているようで、とりあえず服屋が連なっているあたりを散策。友人から頼まれていた民族衣装のタイパンツやアクセサリー等を購入しました。
ほかにもぶらついてみたものの、到底1日で回りきれるわけもなく(笑)、迷子になったら合流が絶望的なので、みんな必死です。
ちなみにマーケット内にも屋台があるのですが、ここで食べたパッタイ(タイ風焼きそば)が感動的においしかったです。
思わず通った、名物カオマンガイ
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タイでは、どこで何を食べてもおいしかったのが印象的でした。
行く前はどれも辛いんだろうとか、パクチーまみれなんじゃないかと思っていたので、甘党&パクチーが苦手な身としては「マイルド」「ノーパクチー」を貫こうと思っていました。
さすがに友だちが食べていたトムヤムクンはすさまじい辛さと酸味、香りでしたが、ほかの料理はむしろ拍子抜けするくらいに穏やかな味付け。安心した私は、とにかく食魔と化しました。
そんななかでHさんがおすすめだと連れて行ってくれたのが「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム」。渋谷にも支店がある、ピンクの制服がトレードマークのカオマンガイ(チキンライス)のお店です。
Hさんオススメの、もも肉を使ったカオマンガイを食べ始めると…あまりのおいしさに全員が無言に。Hさんが「だ、大丈夫?」と心配するほどでした。鶏肉は臭みもなく柔らかいし、スープで炊いたジャスミンライスがいくらでも入ります。全員2回お代わりしたほどです。
結局その味の虜になり、次の日の夜も同じお店に行き、店員に「またお前らか!」と笑われました(笑)。
まとめ
「微笑みの国」と言われるだけあって、タイはとてものんびりした、優しさのあふれる国でした。短期滞在ならビザも不要だし、飛行機も7~8時間ほど。食事もおいしく、物価も安いので、想像以上に安上がりで満喫できました。
よく東南アジアに持たれる、あまり清潔ではないイメージも感じませんでした。タイに拠点を移したHさんの気持ち、分かった気がします。
またぜひ行きたいです。