Photo by Moyan Brenn / https://www.flickr.com
その昔、飛行機で移動するのに経由地として、オランダを良く通過してました。
今度は空港から外に出てみたい!、ということで、妹と一緒に行ってみることに。
オランダと言うと、ハウステンボスとか長崎の出島とか、かなり貧弱なイメージしかありませんでした...
しかも、カステラの本場はオランダだと思い込んでたから、相当な重症です。
こんな状態で行って良いのか、かなり心配ですが、行ってきました。
想像以上に広い!狭い!
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観光地として、特に印象に残っているのは二か所。
一つはキューケンホフ公園。
とてつもなく広いところに、一面チューリップが咲いてます。
ここは1年のうち、3月から5月までしか開いていないのですが、このチューリップが見たくて、時期を選んで行きました。
でも、それだけの価値はあります。
赤と黄色のラインがずらーっと続いていく風景は、インパクト大です。
ただ、日本に帰ってきて、2、3個咲いているのを見ると、寂しく見えるのがたまにキズ...
もう一つは、アンネフランクの家ですね。
入口が本棚で塞がれてて、隠し扉みたいでした。
こんなマンガみたいなことを実際にやっていた人がいたのかと、びっくりです。
そして、全体的に狭いです。
ここで8人で生活していたそうですが、これは日本人としても狭いと思います。
今なら、劇的ビフォーアフターに応募できる物件でしょう。
とはいえ、ナチスに捕まらないように、必死に抗った形跡なのだと思うと、やはり切なくなります。
ちなみにドイツにも行ったことがありますが、怖くてアウシュビッツは見に行けませんでした...
露店で買えるB級グルメが美味
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食べ物は色々食べましたが、一番インパクトがあったのは、ニシンの塩漬けです。
塩漬けにしたニシンに、みじん切りの玉ねぎがかかっていて、そのまま食べます。
シンプルな食べ物なのですが、これが大変美味でした。
お酒のツマミにピッタリです。
現地の方々は、これを頭から丸かぶりして食べるというのは、帰国してから知りました。
観光客とわかると、一口大にカットしてつまようじを付けてくれるので、わからないんですよね。
つまようじで食べちゃいますよ。
ニシンの上にかかっている玉ねぎが全く辛くないのが、とても不思議でした。
そういう玉ねぎなのか...未だにわからないです。
現地のスーパーに行ったら、真空パックになったものが売られていて、日本にお持ち帰りしたい衝動に駆られました。
オランダは路上で色々売っていて、その中で個人的にヒットだったのが、ストロープワッフルというお菓子。
キャラメルソースを固くて薄いワッフル生地で挟んであります。
イメージとしては、瓦せんべいを薄く固くしたような感じです。
焼き立てを買ったので、ホカホカでした。
甘いので、お茶うけにちょうど良いです。
コロッケが自動販売機で買える楽しさ
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びっちりと並ぶ細長い建物や、運河の風景もオランダらしくてよかったのですが、個人的に気に入ったのはコロッケの自動販売機です。
小さなコインロッカーみたいなところに、コロッケが入っていて、お金を入れると扉が空きます。
正確にはコロッケではなくて、クロケットと言うらしいです。
日本のコロッケの原型となった食べ物なのだそうです。
クロケットはレストランでも食べられましたが、この自販機のものが一番好きですね。
古めかしい一角に、急にこういうものがあるギャップがおもしろかったです。
クロケットは日本のコロッケよりもクリーミーな味わいで、美味です。
今回は絵を描くのが好きな人と一緒に行ったので、美術館巡りもしてきました。
ゴッホもレンブラントもフェルメールも、きっちりチェックしてきましたよ。
美術の教科書に載っていた絵もあって、ちょっと感動します。
美術館内で模写をしている人が結構いて、日本の美術館ではあまり見かけないので珍しかったです。
まとめ
全体的に食べ物の話ばかりだったけど、それだけ食べ物が私の味覚に合っていたみたいです。
チーズもおいしかった。さすが世界的な生産国です。
個人差はあるのかもしれないけど、日本人の味覚に合う食べ物が多いところだと思います。
観光スポットとしては、やはりチューリップ!
行く時期が限定されますが、とてもおススメです。