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中国の上海に住んでいる時、年に二回の大型連休がありまして、一回は日本に一時帰国し、一回は海外旅行に行っていました。
この時は、家族で相談して、ビーチリゾートに遊びに行こうということになり、行ったことのなかったタイのサムイ島に行ってみることにしました。
何となくのんびりできそうな場所ということで選んでみました。
素朴なサムイの素朴な空港
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タイのサムイ島には日本から直行便はありません。私たちがサムイ島に行った時は、中国の上海に住んでいましたが、上海からの直行便もありません。
航空券とホテルを自分で予約して、ツアーではなくて個人旅行で行きました。上海の浦東空港からマレーシアのクアラルンプールまで行って、クアラルンプールから乗り継いでタイのサムイ空港まで行きました。
先ず空港に降り立ってびっくりしました。こんな空港があるんだーとびっくりでした。普通空港ターミナルと言えばかなり大規模で、ビルを想像するのではないでしょうか。ところがこのサムイ空港のターミナルは茅葺なんです。ビルじゃないんです。
オープンエアな茅葺。これが空港?って誰しも思うと思います。
何だか日本の地方のローカル線の駅みたいな感じなんです。それがとても雰囲気があるのです。とても東南アジア感が満点。入口の空港からしてこんな感じなので、サムイ島という場所がどんな場所なのかなんとなく想像がしやすいと思うのです。
空港からおわかりの通り、とても素朴な場所なんです。
素朴なサムイの素朴なホテル
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素朴なサムイ島で選んだホテルは超素朴なホテル。場所はサムイ空港からほど近いボプット・ビーチにあります。このボプット・ビーチもひと気の少ない素朴なビーチ。
つまり、タイの素朴な島サムイで、素朴なビーチであるボプット・ビーチで、素朴なホテルであるSmile Houseを選んだのです。
素朴の3乗です!
ホテルのある辺りは、何だか日本の伊豆ののんびりした漁港の近くにある海水浴場みたいな感じです。派手さはまるでなくて、大型リゾートホテルも皆無、地元の商店が点在していて、海は近く、静かでのんびりしている場所。
海からすぐの通りに面してあるのがSmile Houseです。べたな名前ですよね。名前からして高級感がまるでない。しかし、素朴でいいホテルでしたよ。
ホテルの間口は狭いんです。通りに面して小ぶりなフロントがあり、狭い間口の割に敷地は奥に長いんです。客室は全て二階建てコテージ。敷地の中央部に小さなプールがあります。コテージがプールを囲んでいる構造なので、コテージを出るとすぐにプールがあります。
道路を挟んで海側にはすごくシンプルな造りのレストランがあります。朝食バイキングはここで食べます。
素朴なサムイの素朴なビーチ
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ボプットビーチはとても静かな海岸。
海岸に面して平行に狭い村道の様な道路が通り、海岸と道路の間にレストランやお店が立ち並んでいます。みな小さなお店で、本当に伊豆の海岸沿いみたいな雰囲気です。
海岸には特別な施設はないのですが、ビーチアクティビティが遊べる施設はありました。バナナボートやカヤックなどで遊んでいる人たちもいましたが、とにかく静かな所です。いわゆる東南アジアのビーチリゾートという感じは全くありません。
ハワイのオアフ島でも、ワイキキから離れて車で海岸線を走ると、地元民しかいない静かなビーチがありますよね。ハワイとは違いますが、どこかそんな感じもする場所です。
ホテルから少し歩くと、大通りがあって、そこにゴーカート場があります。子供たちと一緒の家族旅行でしたから、少しは遊ばせないとと思い行ってみました。結構スピードの出るゴーカートで爽快でした。
それ以外はなーんにもありません。それがこのボプットビーチの良いところです。なーにもない、のーんびりできる場所。
まとめ
東南アジアにはビーチリゾートがたくさんあります。私たち家族も何か所かのビーチリゾートに行ったことがありますが、中でもこのサムイ島は超素朴でした。
降り立った空港には本当にびっくりしたものです。壁のない空港なんて初めて見ましたからねー。
島内の雰囲気もとても素朴。
のんびりゆっくりするにはとてもお勧めな場所です。