チャラいと思っていたイタリア男はチャラくはなかった!


Photo by Moyan Brenn / https://www.flickr.com

夫婦二人で銀婚式の記念にと、初のヨーロッパ旅行に行くことにしました。

各国を回るという考えもあったのですが、慌ただしいので、イタリア旅行にすることにしました。

とはいえ、折角ヨーロッパに行くので、一か所ということでは勿体ないので、イタリアを巡る旅にしました。イタリアにしたのは、家内がイタリアンが好きなのと、イタリアのブランドが好きだったからです。

意外や意外、チャラくないイタリア男


Photo by Magerson Bilibio / https://www.flickr.com

イタリアのイメージは、私にとってはチャラいナンパ師。イタリア男はみんなナンパしまくるチャラい奴ばかりじゃなかろうかと思っていました。

日本のテレビでよく見るジローラモみたいな外観で、女性とみるや声をかけまくるのではないかというのが私のイタリア男のイメージです。

ところがです、イタリアに行ってみると、それがイメージだけだったことがわかりました。チャラくないのです。みんなイケメンなんですが、チャラくない。むしろストイックに物静かなイメージでした。

結局私たちが回ったイタリアは、ミラノ、ヴェネチア、フィレンツェ、ローマ。どちらかというとイタリアの北の方から中央部。

聞くところによりますと、北の人たちは落ち着いていて、南に行くと緩くなってくるそうなんです。ですから、ジローラモさんの出身地であるナポリなどに行くと、やはりチャラい男性が多いようです。

ただ、イタリア全土の男性がチャラいのではと思っていたので、意外でした!

中年のおじさんや、おじいさんが、街中でただ立って二三人で話している光景を多く見ましたが、それがまたかっこいい。日本のおやじとおじいさんが、街中で立ち話をしていてもこうはなりませんもんね。

 

バールというイタリアの基本


Photo by Melia / https://www.flickr.com

街のそこかしこにBARと書かれた飲食店がたくさんあります。

そのままの感覚で読んでしまうとバーなんですが、これはバーではありません。お酒を飲むバーではなくて、バールという立ち飲みの喫茶店なんです。

これが凄くカッコ良いんです!

バールにはカウンターがあってイタリアならではのコーヒーを入れてくれます。

イタリアのコーヒーはとにかくカップが小さい。ほんの小さなカップに、ほんの少しのコーヒーが出されて、お客さんは二口三口でさーっとコーヒーを飲んで、さーっとバールを出て行ってしまいます。

席がないということもありますが、長居をしません。さっと来て、さっと帰ってしまうのです。これがカッコ良い!

イタリア人は、こうしてバールにちょっと立ち寄って、コーヒーをさーっと飲むことを一日何回も繰り返している生活をしているようです。日本人の様にカフェに座って、長居をしてだべるということはしないんです。

そして、バールにはコーヒーだけではなくて、軽食が置かれています。

日本では見たことないようなパイの様な物や、パンの様な物が置かれていて、これもさーっと食べて出て行きます。このバールという喫茶店がイタリアらしくカッコ良いんです!

 

ベネチアの細い路地


Photo by Rex Montalban / https://www.flickr.com

ミラノ空港から入国して、ベネチアに行きました。ミラノから東に約300KM。ベニスとも呼ばれることがあるこの街は、水の都。

イタリア半島から少し離れた島が街になっていますが、海の囲まれた島の内側に水路が縦横無尽にめぐらされています。その水路をゴンドラに揺られながら回るのもいいのですが、ベネチアの街並みが又魅力なんです。

水路同様に細い小道が縦横無尽に張り巡らされていて、迷路の様になっています。この細い道には小さなお店が続きます。バールはもとより、飲食店、お土産物屋さん、ベネチアン・グラスの専門店、食器店、文房具店、帽子屋さんなど、小さな専門店が軒を連ねています。

ベネチアと言えばベネチアン・グラス!

ベネチアン・グラスと言いますが、厳密に言うとベネチアからすぐ隣のムラーノ島が産地です。多彩な表現力を持ったベネチアン・グラスは魅力的です。私もいくつかの商品を購入して帰りました。

それと、古い文房具屋さんで、古いベネチアが描かれた巻き絵を購入しました。水も都ですが、細い路地を歩いて何かを発見するのも楽しいですよ。

 

まとめ

何事も経験しないとわかりません。行ってみないとわかりません。

イタリアに行く前は、男がチャラい国という印象でしたが、その印象は全く違うものでした。

そして圧倒的な歴史の重さと、その歴史的な場所を大事にしている国民性に感動しました。行く前よりも、行ってから、一層イタリアのことが好きになりました。

ローマ帝国のあった場所。
流石にイタリアは、その歴史をそこかしこに感じることができる場所でした。

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