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旅行に行く以前から中南米の文化に興味があり、いつかは中南米に行きたいと思っていました。
たまたま1ヶ月ほどの休暇を得ることができましたので、一人で行くことに決めました。
中南米の文化を知るにはその土地の言葉を知ることが必要だと思い、スペイン語の語学学校にも通いました。その語学学校があった場所がハリスコ州のグアダラハラという街でした。
テキーラの原産地「テキーラ村」
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メキシコで昔から飲まれている、あのアルコール度数の高いお酒「テキーラ」の原産地は「テキーラ」という名前の村なんです。
私はお酒が大好きなので、ハリスコ州のグアダラハラから車で約1時間ほどの場所にあるテキーラ村に行ってきました。そこには、ホセクエルボ(テキーラのブランド)の工場があり、テキーラの歴史からテキーラの製造工程を勉強することができます。
日本ではテキーラと言えば、若者が酔いを早めるために飲むお酒というイメージが強いような気がします。少なくとも私はそんなイメージでテキーラ村に行きました。
しかし、実際にテキーラの歴史を勉強すると、テキーラはサボテンの一種「アガベ」という植物からできていて、アガベが至る所に生い茂るメキシコならではの飲み物だと感じました。
本当にテキーラはメキシコの文化に昔から根強い関わりを持っているメキシコ人にとっては伝統的で、メキシコ文化において最も重要な飲み物のひとつであるということがわかりました。
街自体は非常に小さく、カラフルな建物が並ぶ非常にかわいい街です。手作りのテキーラを超格安で買えますので、みなさん是非テキーラ村に行ってみてはいかがでしょうか。
屋台で買うフルーツに驚愕・・・
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メキシコには街のいろいろなところに食べ物を売る移動式の屋台があります。
私は、私が通っていた語学学校の前に毎日来る移動式屋台でフルーツを買っていました。メキシコはフルーツがたくさん採れる国で、本当に安いです。
大きな紙コップにたっぷりのフルーツを入れて約100円くらいほどです。フルーツを売るお兄さんの包丁さばきが本当にすごいんです。大きなスイカを約30秒ほどでさばいてしまうんです。本当に驚きました。
しかし、私が本当に驚いたことは、メキシコ人はフルーツにチリパウダーをかけて食べることです。初めて購入した時に、お兄さんが「チリパウダーかける?」と聞いてきました。私はまさか聞き間違えだろうと思いましたが、お兄さんは手にチリパウダーを持っていました。
周りを見るとメキシコ人の人は当たり前のようにチリパウダーをかけてもらっていました。せっかくメキシコに来たのだから、私もメキシコ風に食べようと思い初日はチリパウダーをかけたのですが、なんとも言えない味でした。
メキシコ人はとてもフレンドリー
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日本では、メキシコ人のイメージと言えば「明るい」だと思います。少なくとも、私は「メキシコ人は、明るくてフレンドリーな人々だ」というイメージを持ってメキシコに行きました。
道で私が困っていれば、すぐに誰かが助けてくれました。私はスペイン語があまり話せませんし、相手も英語を話せないことが多かったですが、それでもなんとか助けようと一生懸命に話してくれて、メキシコ人には本当に感謝です。
特にハリスコ州は、そこまで大都市でもなく、人ものんびりした人が多く、多くの人が手助けしてくれます。
メキシコ人の友人が教えてくれたのですが、メキシコ人は、外国人に自分の国を知ってもらうことが大好きだそうです。たしかに、振り返ってみると、メキシコ人にメキシコのことについて1つ聞けば、100の回答が返ってくるほどに、自分の文化について教えることが大好きです。
私は、今回ハリスコ州の旅行が本当に楽しいものになった1番の要因はメキシコ人のフレンドリーさだと思っています。
まとめ
メキシコは日本から遠い国で、そこに行かなければ分かり得ないことがたくさんあるという点で、本当に毎日いろいろな発見ができる興味深い国です。
食べ物もとてもおいしくて、私は毎日メキシコ料理を食べていましたが、全く飽きませんでした。なんと言ってもハリスコ州の旅の醍醐味は、メキシコ人の優しさ、フレンドリーさに触れられたことです。人の優しさに感動でした。