Photo by Maurizio Peddis / https://www.flickr.com
友人がケニアでサファリをしてきたお話にとても引き込まれ、私も本場でサファリをしてみたくなってしまいました。
旅行経験者の方から、11月の今の季節ならタンザニアの方がたくさんの動物を見ることができる、と情報をいただき、タンザニアのセレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロ自然保護区にサファリをしに主人と二人で行くことに決めちゃいました。
セレンゲティ国立公園で念願のサファリ体験
Photo by Jan Knoop / https://www.flickr.com
この旅行のメイン「セレンゲティ国立公園」へはタンザニアの首都ダルエスサラームからセスナで行きました。セスナから見る景色はどこまでも果てしなく続く大草原でした。動物がいるとかいないとか、もうそんなことはどうでもいいと思うくらい、大草原に感動しました。
昼食のお弁当を持って、1日サファリに出発しました。狩りの後のライオンに遭遇したり、子ライオンを抱えている母ライオンを発見したり、木の上で眠るヒョウを見たり。どこまでも続くヌーの群れの大移動は言葉にならないくらい壮大でした。ライオンを気するシマウマの群れもいました。
ドライバーさんたちが無線でやり取りをしており、ライオンやヒョウを発見すると無線連絡を始めますので、その周りにサファリの車が3台、4台、5台と集まってきます。そして皆、息をひそめながら、ライオンやヒョウの行動を観ていました。大草原の中、そう簡単には動物に出会えないことも多いので、このように無線連絡の仕組みができているそうです。
感嘆の声しかでないくらい、全ての光景に感動でした。
気球に乗ってサファリ!大草原で朝食を!
Photo by Greg and Ashley / https://www.flickr.com
セレンゲティ国立公園では気球に乗るバルーンサファリも体験しました。
早朝4時半に宿泊しているロッジのロビーに集合してジープで気球の離陸ポイント「セロネラ地区」まで移動しました。車で1時間半くらいの移動でした。天気も良く風もなく、6時半頃に気球に乗りこみ離陸しました。
大草原のサバンナの上を滑るようにして気球は浮かんでいました。地面すれすれだったり、木の上すれすれだったり、もっと上空に移動したり、私たちの反応をパイロットの方が楽しんでいる感じもありましたが、上手に気球を操っていました。
内心、「木にぶつかっちゃうよ~」とヒヤヒヤしていました。落ちたら動物のエサになってしまいますから(笑)!実際には気球の近くをジープがついてきているのですけれど。
実はこのサファリでは、肝心の動物をほとんど見ることができませんでしたが、大草原を上から見ることができて感動でした。
約1時間20分のフライトの後は、フライトの成功を祝ってシャンパンで乾杯!そして大草原のアカシアの木の下にセッティングされたテーブルで朝食を頂きました。なんとも贅沢で優雅なひとときでした。
ンゴロンゴロ自然保護区のサファリ
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火山によってできたクレーターの底にある「ンゴロンゴロ自然保護区」。底と言いましても広大です。ここの動物たちはここから出ることがなく一生を過ごすとのことで、ここだけの生態系が出来上がっているとのことです。この自然保護区でもサファリをしました。
ここでは何といってもロッジ付近まで来ていたバッファローとゾウに驚きと感動でした。ロッジも自然保護区内にありますので動物も当然出現します。ロッジにはレンジャーの方が必ずおり、外を移動する時にはその方が必ず付いてくださいます。
ロッジのお部屋からレストランへ行こうとドアを開けたら、目の前の通路にバッファローがいたのです!
もうびっくりして一旦ドアを閉めました。その後、レンジャーの方数名の指示に従い、バッファローがいる横を通り、レストランへ向かいました。あの角ですから、目の前で見るのはやはり怖いです。
それからロッジのお部屋から外を見ていましたら、30mほど先の木の下に1頭のゾウがいるのが見えました。これにも驚き、ゾウがどちらへ向かっているのか、じっと観察でした。
大自然の中に境界なく建てられたロッジですから、動物にしてみれば関係ありません。貴重な体験でした。
まとめ
実はタランギーレ国立公園にも立ち寄り、ここでは100頭くらいのゾウの群れに会いました。大草原の中を群れでこちらに向かってくる姿は大迫力で圧倒されました。
どの国立公園も素晴らしく、大自然を満喫することができました。特にセレンゲティ国立公園の大草原は本当に素晴らしく感動以外の言葉がありません。この自然が守られていくといいな、と思いました。