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母が旅行券を当てたことをきっかけに、2人で海外旅行を計画しました。ヨーロッパとも迷ったのですが、英語が話せる母はアメリカのほうが安心だと言い、アメリカ、ニューヨークに行くことに決めました。
ミュージカルや絵画が好きな私たちは、ブロードウェイや美術館に行くことや、大好きなドラマや映画のロケ地も巡ろうと張り切っていました。
ブロードウェイミュージカル、オペラ座の怪人
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まず初日の夜は、ブロードウェイミュージカルを鑑賞しました。映画やバレエ、日本の劇団四季でも見て大ファンだった「オペラ座の怪人」のチケットを予約していました。
時間までは近くのデリでコーヒーや大きなドーナツを食べて時間を潰します。
なんともニューヨークっぽいですよね(笑)やっぱりスイーツはどこもかなり甘いですが、ブラックコーヒーと一緒に食べると美味しくてペロッと食べれてしまいます。ニューヨーカーのコーヒー好きはこのスイーツの甘さがあるからなのでは?
時間が来て会場に行くと、もう行列ができていました。ニューヨークでは、私たちが映画を見るのと同じような感覚でブロードウェイを鑑賞するんですね。羨ましい…。
贅沢に1番いい席を予約したので、真ん中の前から3列目で見ることができました。役者の方の顔もはっきりわかる距離で大興奮です。狭めの席にぎゅうぎゅうに人が入っていましたが、始まってからは入り込んでしまってそんなことまったく気になりません。
クライマックスは鳥肌で、あっという間でした。
メトロポリタン美術館
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2日目は朝からメトロポリタン美術館に訪れました。
ガイドさんに伺ったところ、全部は見きれないので目星をつけて計画的に周るべきとのこと。まず到着して美術館の大きな建物と、大人気ドラマでおなじみの美術館前の階段で写真を撮りまくり…笑
チケットを買いにカウンターに行くと、ここで日本との大きな違いがあります。それは入館料が決まっていないということです。
メトロポリタン美術館ではドネーション、つまり寄付金として自分の好きな額を支払うシステムになっているのです。そして館内の写真撮影が許可されています。
有名なゴッホの自画像と一緒に写真を撮っている人がたくさんいました。絵画から彫刻、そして写真まで、気になるところを一通り、3時間ほどかけて見ました。それでも全ては見ていないのですが大満足です。
一気に複数の美術館に行ったくらいのボリュームがあります。スーベニアショップも広くて、オリジナルグッズもたくさんありました。
エンパイアステートビル
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夜はニューヨークの夜景を一望するため、エンパイアステートビルに向かいました。
アメリカには戦前にあんな高くて立派な建物がすでにあったなんて驚きです。中で当時手作業で職人さんたちがビルを作っている写真が見られますが、見るだけで足がすくんでしまいます。
86階の屋外展望台に辿り着くまでには、まず入るまでに少し並び、エレベーターで並び、チケットを買うのに並び、さらにまたエレベーターに乗るために並び、やっと展望台に着きます。
しかし展望台も人で溢れかえっており、屋外に出るのにまた少し時間がかかります。あまりの人の多さに興奮が冷めつつありましたが、外に出るとニューヨークの夜景に圧巻されました。
窓越しではなく直接ニューヨークの夜景を一望できるのです。360度歩けるようになっているのですが、見る場所によって夜景の雰囲気も変わって楽しめます。スマホの写真で夜景はなかなか難しく、とにかく直接目に焼き付けてきました。
まとめ
今回のニューヨークの旅は、ブロードウェイ、美術館、夜景、と目で楽しむものが多かったです。
どれも日本では見れない本物を見てくることができました。ただの街並みも、建物1つ1つが大きくて素敵です。
美味しい食事や、楽しいショッピングも旅行の醍醐味ですが、ニューヨークではぜひ本物を見たり聞いたりする体験をしてほしいと思います。